Brand Guide
ロレックス
〜時を超えて受け継がれる、ヴィンテージロレックスの静かなる気品〜
ブランド概要
世界で最も高い知名度を誇る高級時計ブランド、ロレックス。現在、最先端の技術と厳格な品質管理のもとで製造される現行モデルは、非の打ち所がない完璧な実用時計です。しかし、私たちを惹きつけてやまないもう一つのロレックスがあります。それが「ヴィンテージ・ロレックス」の世界です。1960年代から80年代にかけて作られた時計たちは、長い年月を経て、一本一本が異なる表情へと育っています。工業製品でありながら、現代においては「一点物の芸術品」のようにも感じられる――それこそが、ヴィンテージロレックスの最大の魅力です。
ヴィンテージならではの意匠と経年変化
1. 柔らかな光を宿す「プラスチック風防」
現代のサファイアガラスとは異なり、かつてのモデルには有機ガラス(プラスチック風防)が使用されていました。ぷっくりと盛り上がったドーム状の風防は、光を優しく受け止め、文字盤全体にヴィンテージ特有の温かみのある柔らかな雰囲気をもたらします。
2. 黄金色に育つ「トリチウム夜光」
1990年代後半までインデックスや針に使用されていた「トリチウム」という夜光塗料は、経年変化によって徐々にクリーム色や、深いアンバー(琥珀色)へと変色していきます。この「パティナ」と呼ばれる焼け具合は、その時計が歩んできた歴史そのものです。
3. 絶妙なケースサイズと軽快な装着感
現行モデルに比べてケースやラグの肉厚が薄く、ブレスレットも中空構造で軽いため、腕元に吸い付くような抜群の装着感を誇ります。主張しすぎない絶妙なサイズ感は、大人のクラシックスタイルに完璧に調和します。
代表モデル
Explorer — エクスプローラー(Ref.1016)
製造期間:1960年〜1988年頃。「普遍的な美しさ」を具現化した、ヴィンテージロレックスの最高峰。36mmの小ぶりなケースに、3・6・9のアラビア数字が並ぶ文字盤は、これ以上引くことも足すこともできない究極のミニマリズムです。製造時期によってインデックスの書体や文字盤の光沢が異なり、コレクターの探究心を刺激し続けています。
Submariner — サブマリーナー(Ref.5513)
製造期間:1962年〜1989年頃。ダイバーズウォッチの完成形であり、映画『007』でもジェームズ・ボンドの腕元を飾った歴史的モデル。デイト表示のない「ノンデイト」の文字盤は圧倒的にシンメトリーで美しく、プラスチック風防のドーム感が最も映える一本です。カジュアルからジャケパンスタイルまで、驚くほど幅広く馴染みます。
ヴィンテージ時計と長く付き合うために
経年変化への向き合い方や、オリジナルコンディションの見極め方、信頼できるショップの選び方など、ヴィンテージ時計を長く楽しむためのポイントを共通ガイドにまとめています。
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