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Brand Guide

シチズン

技術者魂が刻んだ、ヴィンテージシチズンの矜持

ブランド概要

1918年創業、日本を代表する時計メーカー、シチズン。現在、光発電技術「エコ・ドライブ」に代表される最先端技術で世界をリードする現行モデルは、非の打ち所がない完璧な実用時計です。しかし、私たちを惹きつけてやまないもう一つのシチズンがあります。それが「ヴィンテージ・シチズン」の世界です。1950年代から70年代にかけて作られた時計たちは、耐震機構や電子式ムーブメントなど、当時の技術者たちの飽くなき挑戦を宿し、長い年月を経て一本一本が異なる表情へと育っています。工業製品でありながら、現代においては「日本の技術開発史の生き証人」のようにも感じられる――それこそが、ヴィンテージシチズンの最大の魅力です。


ヴィンテージならではの意匠と経年変化

1. 個性的なフォルムが際立つ「異形ケース」

1970年代のシチズンは、タンク型や樽型など既存の常識にとらわれない大胆なケースデザインを数多く生み出しました。当時の遊び心と挑戦心が形になったフォルムは、現代の量産モデルにはない一点物のような存在感を放ちます。

2. 黄金色に育つ夜光塗料と経年の風合い

当時のインデックスや針に使用されていた夜光塗料は、経年変化によって徐々にクリーム色やべっ甲色へと変色していきます。プラスチック風防に生じる細かな傷や曇りも相まって、個体ごとに異なる「時を重ねた表情」が生まれます。

3. 技術へのこだわりを物語る文字盤表記

「PARASHOCK」「CRYSTAL SEVEN」「150M PROOF」など、当時の最新技術を誇示する刻印やロゴが文字盤や裏蓋に配されているのも大きな特徴です。実用性と技術力を追求した企業姿勢が、細部の意匠から今も伝わってきます。


代表モデル

Challenge Diver — チャレンジダイバー(Ref.8110)

製造期間:1970年代前半。150m防水を実現した本格ダイバーズウォッチ。逆回転防止の内回転ベゼルとスクリューバックを備えた無骨なケースは、実用性を追求した当時のシチズンの技術力を物語ります。タフな道具感がヴィンテージダイバー愛好家から高く評価されています。

Bullhead Chronograph — ブルヘッドクロノグラフ(Ref.67-9019)

製造期間:1972年〜1973年頃。りゅうずとプッシュボタンをケース上部に配した、牛の角を思わせる個性的な「ブルヘッド」ケースが特徴のクロノグラフ。樽型のケースフォルムと相まって、1970年代らしい遊び心あふれるデザインが強い個性を放ちます。


ヴィンテージ時計と長く付き合うために

経年変化への向き合い方や、オリジナルコンディションの見極め方、信頼できるショップの選び方など、ヴィンテージ時計を長く楽しむためのポイントを共通ガイドにまとめています。

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